
母とその友だちにお持たせのヘルシーなガトー・ココ&バナーヌ(ココナッツとバナナのケーキ)と、アールグレイのナッツボールを作ってみました。今日はそのうちのガトー・ココ&バナーヌを紹介します☆ まだこのケーキ、修正中なので、もしかしたらちょっと硬く感じるかも...(私はちょっと焼き過ぎで硬くなったのかもですが) なので、レシピは参考までに~♪(そんなの紹介するな、って言っているのは誰???

) でも、味はばっちり甘さ控えめでおいしいケーキです☆
ヘルシーと言っても、バターが入っていないというだけ~!? ええと、ヨーグルトと健康に一押しのグレープシードオイル+バナナ入りです。バナナはスライスして、バター(ここで出てきた~!)少々とメープルシロップでキャラメリゼして、ラム酒でフランベしてから、ココナッツファインを入れて絡めたものをケーキ生地の真ん中に挟んで焼きました。
ガトー・ココ&バナーヌ : <材料>
バナナ 1本(スライスする)
バター 10g
メープルシロップ 大さじ 1
ラム酒 大さじ 1
ココナッツファイン 小さじ 1
* ケーキ生地:
キビ砂糖 40g
卵 2個
メープルシロップ 大さじ 1
グレープシードオイル (あるいはサラダ油) 40g
プレーンヨーグルト 30g
薄力粉 90g
ココナッツミルクパウダー 10g (なければ薄力粉を100gにする)
ベーキングパウダー 小さじ 2分の1 (薄力粉、ココナッツパウダーとB.Pは一緒にふるっておく)
ココナッツファイン 適宜 (飾り用に)

型は直径6cmぐらいの丸型、ハート型などで6個分のケーキが作れる。型に必要だったら、バターを薄く塗り、固めて小麦粉を軽く振って余分な粉をはたいておく。これを冷蔵庫に入れておく。オーブンは170℃で余熱を入れておく。
<作り方>
① フライパンを熱して、バターを溶かし、メープルシロップを入れて混ぜる。ここにスライスしたバナナを入れてキャラメリゼする。最後にラム酒を入れてフランベして、火を止めてからココナッツファインを加えて冷ます。
② ボウルに卵と砂糖を混ぜる。ミキサーでこのボウルを湯煎にかけながら、もったりとし始めたら、湯煎から下して、さらにリボン状になって、筋が残るまで混ぜる。
③ オイルとヨーグルトを合わせて、これにメープルシロップも混ぜ合わせたものを②に混ぜ入れる。
④ ふるっておいた粉類をゴムベラで、片方の手はボウルを回しながら、もう一方の手で下から上にリズミカルにゴムベラを回しながら粉類を混ぜ合わせる。
⑤ 用意しておいた型に生地を半分よりもちょっと少なめに入れる。そしてソテーしたバナナを3切れ重なり合うように入れる。この上に静かに生地を9分目まで入れる。この型を軽く台に叩きつけて、余分な空気を抜く。バナナのスライスを1枚真ん中に乗せて、ココナッツファインを散らし、温めておいたオーブンで約15~20分焼く。

昨日の話の続きで...
フランスの料理や製菓の世界も徒弟制なところがあって、上下関係は厳しいということを話しましたね。フランス人は専門高校(料理や製菓)や2年制短大でホテル業を学び終えると、アプロンテサージュという2年間のインターン生活をします。それが終えて晴れてキュージニェ(料理人)やパティシェ、ブーランジェとしての生活が始まるわけです。私の場合はアメリカで学生時代を送り、大学を卒業し、就職してそれからフランスに渡って学校(ル・コルドン・ブルー)に行って製菓のグランド・デイプロームを修了したので、ちょっとフランス人とは違ったパターンでした。
まず、私の注意されたことは、「なぜ」と「どうして」が多いということ。案外と理屈っぽいので、理論的に理解しないとお菓子のことでも納得行かなかったのです。スポンジのようにお菓子の知識を吸収したいという欲望があったから出た、「なぜ」と「どうして」は、職人の世界では通用しないことでした。シェフはそれでも、私の質問には出来るだけ答えてくれました。No.2のフランクも。でもNo.3であったOさんとRさんにとっては、私の問いかけはウザイだけだったようです。OさんとRさんはフランクよりも年上なのに地位は下、特にOさんは頭がキレるし英語も達者でビジネスマインドでもあるのに、シェフよりも年上。これから上に上がるのは至難の業。頭が良い人だったから、きっと余計に屈折した思いがあったでしょう。
フランス人は、アメリカ人と違って生まれてからは親に批判され、学校でも先生に批判され、まずは自己防衛を学びます。親の愛情がないわけではなくて、愛情たっぷりで育つんですが、しつけの仕方が厳しくて、ダメなことはあくまでシビアに小さい頃から批判されるわけです。フランス人の子供はほとんど謝ることもしません。謝ったら自分の非を認めることになるからです。だから何気ない意地悪が上手になります。あからさまではないんですね。みんながみんな、そういうわけではないけれど、心の中で他人を笑っている人は多いと思います。でも、これってどこの国でもあることだとは思いますが...
で、まずはOさんのセクハラには一番困りました。洗い物をしていると、後ろからピタ~っとくっついて来て、身体をくっつけて来ます。面白がってやっているのです。先輩にはイヤということは出来ないことを承知の上で、でした。とっても気持ち悪い!でも「止めてください」とは言えない。
実はちがう職場で、No.2のシェフから「OOO(私)は出ていなさい」と言われて、作業部屋から出るとドアが閉じられて、ものすごい音が聞こえてきました。ものが飛び散る音や叩く音。倒れる音。怒鳴りまわす声。中にいるのはこのシェフと私の上のアプロンテサージュの男の子。この子にシェフは拷問のような体罰を自分のストレスを発散させるためにするのでした。この音が、料理の方の厨房まで聞こえていくのですが、誰も止める人はいませんでした。シェフ・パティシェでも、です。フランス流の見て見ぬふりでした。とっても怖かったし、何よりもその男の子がかわいそうでした。その子はユダヤ系という理由で、そのシェフが標的にしたのです。私にいつも、「OOOはユダヤだ」って忌々しそうに言ってたから...
あるとき、私はOさんのセクハラにガマンが出来なくなり、彼が洗い物をする私の裏にくっついてきたとき... 私は、ボウルを持った手の方の肘鉄でわざとOさんのわき腹を突いて、わざとぶつかったようにしました。まるで、そのボウルを洗い終わったので、さぁ、これから使うぞという感じで振り向いて、ボウルごとぶつかってみたのです。さて、その夜は...
急にバナナムースを作るから、足りない分のバナナ2本を探してくるようにOさんに言いつけられました。セバスチャンが「Oさん、バナナはもうないって、先ほど伝えましたよね?」って遠まわしに言ってくれたのにも関わらず、私に探して来いと言いつけました。
仕方ないので、まずはバナナを置いてある保管室へ。もちろんない。厨房の巨大な冷蔵庫(おおきな部屋がそのまま冷蔵室になっている)にも、もちろんない。厨房のみんなにも聞いたけれど、今日はもうないということでした。キュージニェのスーシェフが、2つあるレストランのもうひとつの厨房を探してみてなかったら、ルームサービスのオフィスに行って、尋ねてみることを教えてくれました。迷路のように広がる大きな厨房が分散してあるのでした。そこに行っても、もちろんなし。そして、ルームサービスに行ったら、あるのにはあったけれど、一山だけで、明日の朝早くの市場が開くまでバナナは到着しないので、あげられないと断られました。2本でいいので、お願いしますと頼んだけれど、超一流ホテルがお客様(もしかしたらある王国の王子様かもしれない)からバナナを所望されて、差し上げられなったら大変なことになるから無理です、と断られました。
もっともなことなので、またトボトボと、なんてOさんに説明しようかとパティスリー室に戻りかけたら...誰かが私を呼ぶ声がしました。振り返ると、シェフ ブッシェでした。その当時のクリヨンの総料理長で、大の日本びいき。昔の3つ星だったころのトゥール・ダルジャンの最盛期にシェフだった著名的なシェフで、日本の料理の鉄人にも出演、そこで最優秀シェフにも選ばれた人です。シェフ ブッシェは私が唯一の日本人だから、これまた全然、畑違いなの目にかけてもらい、何かというと、巨大な厨房の中の彼のガラス張りのオフィスに呼ばれたり、いらないプレゼント(ココット鍋)をくれたりしました。シェフの日本語の勉強の相手でした。
仕事もしないで、何でウロウロしているのかを聞かれたので、事の顛末を話してみました。で、ルームサービスにしかバナナがなくて、それも一山しかないから断わられたことを説明すると、ひとこと「シェフについて来なさい」と言われました。いろいろまたひとめぐりして探して、本当にないことが分ってから、ルームサービスへ。そこのボスに「バナナをくれ」と一言。私に向かって「何本必要なんだ?」と言うので、2本と応えたら、「じゃ3本だ」と言って、ルームサービスのマネージャーから3本もらってくれました。すごい魔法~!あんなにダメって言ってたじゃん、って思いながら、シェフにお礼を言ってOさんの元に無事に戻れてバナナを差し出したときの彼の驚きの顔~!

あの顔を見たら、私は反対にとってもうれしくなっちゃいました~!「よっしゃ~!」って心の中で快哉を叫びましたよ、もちろん♪ この成功が面白くなかったのか、またまた難題(業務用ミキサーの大きなボウルを見つけてくること)を後でふっかけれらたんですが、2個しかないボウルを使っているので、あるはずがないんですね。でも、Oさんに、見つけるまで、戻ってくるなって厳しく言いつけられて...徘徊しながら探す私に哀れみを感じたのか、このときも料理の厨房のN0.2のシェフが助けてくれました。このときは、「研修生を虐めるんじゃない!人事部に言いつけるぞ!」っとこのNo.2とNo.3の両方の料理のシェフがパティスリー室まで怒鳴り込んでくれました。傑作!ちょと口論になってたけれど、料理のシェフの方が立場が上で、Oさんはただの経験豊かなパティシェなので、分が悪くそこからあからさまな私へのいじめがなくなりました。正義はいつかは勝つことになっていると、そのとき思いました。このときはストレスで6kgも体重が増えたんですが、これもじょじょに元に戻って行きました。
なので、バナナを見ると、Oさんの驚いた顔が今でも浮かんでくることがあるんですね~!(爆)

今では、なんとなく、頭がいいのに上にも上がるチャンスがなくて悶々としている、ジレンマに溢れたOさんの気持ちが分ります。だから、シェフに可愛がられた私を目の仇にしたんだと思います。この世界、才能+技術+シェフのお気に入りになることが、出世のコースだからです。例えば、類い稀な技術と才能溢れたカミーユは当時からシェフの大のお気に入りで、弱冠24歳前で、3つ星レストランがあるモーリス(最高級ホテル)のシェフ・パティシェに大抜擢されました。

今日は長くて、すみません...今日の夕食はヘルシーに
ロッキンハウスからこんにちは!のロッキンちゃんが作るそばサラダを作ってみました~!カンタンに出来て、とってもおいしい~♪ これは絶対、お勧め!それにロッキンハウスの女の子2人の可愛さにノックダウンされちゃうこと間違いなし☆ ぜひ遊びに行ってみてくださいね

私が作ってみました~!

これとスープだけのシンプル夕食なので、具だくさんにしてみました。夫も「とってもおいしい~!」と、納得の味でした。

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